カワサキのバイク

カワサキのバイクはキライですか?
カワサキに限らず、バイクって言う乗り物は自動車と違って非日常的な乗り物ですね。
(今ではバイク便もあたりまえになっていますので、仕事に利用する以外での趣味の話ですが。)
だから、バイク乗りは偏った趣味を持つ人種と思われがちですね。
その中でもカワサキ車のバイク乗りは国産のバイク乗りの中でも一種違った独特な人種に見えるのでしょうかね。

「カワサキのバイクは、壊れやすいのですか?」
なんて事を聞かれたことがあるようにカワサキのバイクは、同じ国産バイクでも違うものとしての扱いを受けることがありますね。
確かにカワサキのバイクは、国産のバイクの中では特別な存在感があります。
でも、少しでもバイクに乗ったことがあったり、バイクに興味があったりすると「おー、カワサキだ!」と言う大袈裟に扱いが変わるようです。
バイクに乗らないいわゆる普通の人からも、カワサキ以外のバイクに乗るバイク乗りからも、どちらにせよカワサキ車は特別扱いを受けると言うことですね。ハーレーのようにね!

ちょっと言い過ぎになるかも知れませんが、日本車バイクメーカーの中のハーレーかもしれないですカワサキは。
カワサキ乗りに聞かれてしまうと、ハーレーと一緒にするな!
と怒られそうですが、ハーレーの良さってカワサキに通じるものがあると私は思っています。

それは、血の通った生き物が持つ“魂”を感じるところなんですよね。
Z1、ニンジャ、ZX、ZZR…には魂が宿っています。
付き合い方(手がかかる)もハーレーに似ていますしね。。。
どうですか、この文章。偏ってるでしょう?(笑)
ところで、カワサキのバイクはキライですか?---私はカワサキのバイクが大好きです!


どうしても峠道やワインディングが怖くって、バイクを楽しむことができない!?
と言うビギナーライダーや女性ライダーに中高年のリターンライダーの方は、ご覧になってみてください。
いつまでたっても走りに自信が持てないライダーや初級ライダーを脱却したい方は必見ですよ。

カワサキのバイク・Z1

カワサキのバイク・Z1と言えば、今では超プレミアムがついた名車ですね。

アメリカのデイトナ・バイクウィークに行って、アメリカ横断の旅をしていた頃の話ですが。。。
日本へ帰る日のロスの空港付近のガソリンスタンドで、レンタカーの掃除をしている時にスタンドの駐車スペースに真っ黒なZ1を見つけました。3週間の旅の終わりだけに少し調子に乗って、他人のZ1をジロジロと見つめていると、スタンドの中からZ1の持ち主らしい人物が突然近寄ってきたのです。。。

あまり大柄ではないけどもプエルトリコ系の見るからにバイカー(ギャング)ぽい人物で、何かをしゃべりかけてきたのですが、「ナイス・バイク!カワサキZ1?」とすかさずこちらからしゃべりかけたところ、にっと口元がほころんだんですよね。(ほっ)
バイク乗りは、どこの国でも同じです。自分のバイクを誉められると、喜び、気も緩むものです。
ましてや自慢のバイクが優秀な日本車であることを誇りにしているため、そのバイクを作った国に住む日本人から誉められたことが、とてもウレシかったようでした。(そんなことを言っていたような・・・)

ウソでもなく、私自身がカワサキZ1をとてもいいバイクだと思っていることが伝わったのでしょうか。
ロスには珍しく?セパハン、集合マフラーと日本でのカスタムのようなZ1でしたからね。
ただし、勝手に触っていたらアウトですけどね。

販売当時の国内では、900ccのZ1販売ができないため、排気量ダウンのナナハンのカワサキZ750RSが売られていましたね。
カワサキ・Z2です。当時は憧れの的でしたね。
最近も、Z1、Z2(Z750RS)をたまに見かけますが、やはりいい感じのバイクですね。
カワサキ車らしさを感じることができるバイクのひとつだと思います。
新車販売当時に呼ばれていたニューヨーカースタイルのテールと火の玉タンクが最高ですね。大事に乗って欲しいですねー。


カワサキのバイク・ZZR1400

カワサキのバイクの魅力は大型車にあると断言できます。
先ほどのカワサキ・Z1、Z2にマッハ、ニンジャ、KZ、KZR、ZX、GPZ、そして、忘れてはならない、W1も大型車だからこそ感じられる迫力とフィーリングが加味された持ち味が魅力だと言えますからね。(乗ってみれば、よくわかるんですけどね。言葉で伝えるのは難しいです。)

2スト500ccのマッハV伝説をご存知ですか。
3速まではウイリーしっぱなしのマッハは、はっきり言ってバケモノでした。
今ではよく使われるモンスターマシンとは、かなり意味が違う“お化けマシン”です。怖くて乗れませんでした。死者もかなりでましたしね。。。

他にも色々ありますが、カワサキ車は語り継がれる時に“○○伝説”とよく言われますよね。
その伝説に憧れて?古い車種を好むマニアもカワサキのバイク乗り(カワサキ乗り)には多いですからね。
(私も約20年前のカワサキに乗っています♪)

その名前から海外でも人気のニンジャもその1台ですね。
実際には“ニンジャ”はペットネーム化していて限定しにくいですが、GPZ900R人気は未だに衰えませんね。
バイク乗りのバイブル『キリン』の影響も強いのでしょうね。(主役はスズキのカタナですけどね。)

そして、カワサキと言えばツアラーが魅力です。
GPZ1000RX、ZX-10、ZX-11、ZZRと続くツーリングマシンです。
海外ではコンコースと呼ばれていた1000GTRと言う名車もありましたね。(欲しかった。。。)

そして、これもまた伝説になるのだろうと思うマシンがZZR1400。そして1400GTRではないでしょうか。
カワサキは趣味でバイク作りをしているとよく言われますが、それも“世界最速”マシン創りが趣味と言い換えるべきです。
しかし、ZZR1400の登場でそれもまた言い換えなければならないでしょう。
世界最速だけでは飽き足らず“世界最強”マシン創りをライフワークにしているバイクメーカーだとね。つづく・・・・。


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